現地時間24日(日本時間25日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのトーマス&マックセンターにて開催されたPRIDE.33 "THE SECOND COMING"。第2試合では、三崎和雄(日本/GRABAKA)vsフランク・トリッグ(アメリカ/RAWチーム)の一戦が行われた。

試合は、トリッグが、PRIDEウェルター級王者・三崎を相手にペースを渡さず巧みな試合運びで判定勝利。

トリッグは、距離をとる三崎を押し込みコーナーへ。三崎が体を入れ替え、膝蹴りを放ったところでトリッグは見事なタックルを決め、テイクダウンに成功する。そこからバックに回ったトリッグはスリーパーを狙いながら、細かいパンチを三崎に叩き込む。

2R、開始から再びテイクダウンに成功したトリッグだったが、三崎はスタンドへ戻るやパンチで反撃。被弾しながらも、トリッグは三度テイクダウンを奪う。

3R、スタンドでのレスリングで圧倒するトリッグが、このラウンドでもテイクダウンに成功。巧みに上のポジションをキープし、好印象を残す。打撃に活路を見出したい三崎だったが、最後まで自分のペースで闘わせてもらうことができず、試合は判定3-0でトリッグの勝利となった。

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