オードリー春日俊彰の家は「19年で掃除ゼロ」ダニさえ住めず
お笑い芸人のオードリー・春日俊彰が、7月25日放送の『イッテンモノ』(テレビ朝日系)に出演した。
番組では自宅の掃除の話題に。乱雑に物が置かれている自室の写真が紹介されると、春日は「19年住んでるんですけど、自分で掃除した記憶が1回もない」と発言する。
本人によると、以前自宅で使用している羽毛布団のダニの数を調べるロケがあったという。
「調べたらほとんどいなくて。意外じゃないですか。理由を聞いたら『ダニすら住めない環境』。夏は(部屋が)めちゃくちゃ暑い」
ダニも生きられない過酷な環境のアパート名は「むつみ荘」。風呂なしだが、場所が東京・高円寺にも関わらず家賃3万9000円という格安物件だ。
アパートの大家はテレビのロケにも積極的に協力してくれるらしい。春日は読書情報サイト「Book Bang」のインタビューでこう明かしている。
「私の大家さんは私の仕事を相当応援してくれています。(中略)過激なロケも全部OKで、元横綱の曙さんが朝の7時にうちに来て玄関ドアをぶち破ったときなど、どーん、どーん!と音をたててドアの横の壁が崩れていくのを、大爆笑しながら見学していましたからね」
ちなみに春日が「むつみ荘」に住み始めたのは、オードリーが注目を浴びたM-1グランプリ出場のはるか前。上京に際し、いろいろな風呂なし物件を見て回ったが、「妖気が漂っていて」やめたという。むつみ荘に決めた理由についてこう語る。
「(風呂なし物件は)建物自体が古いこともありますが、『ここから頑張って世に出て行くぞ!』という前向きな気持ちより、『終着点』のように感じられて……。でもむつみ荘にはそんなこと一切感じなくて、見た瞬間『ここに住みたい』と即決でした。完全に“ビビビ契約”です」
インタビューでは「むつみ荘一筋、むつみ荘しか経験してない私です」とも語っている春日。ダニは生存できないが、春日にとっては安住の地なのだろう。