TVチャンピオンの店」「TVチャンピオン監修」。今でも、“OB”たちは誇らしげにその称号を掲げる。数々の逸話を残した番組の復活を機に、名勝負を制した王者たちを追ったーー。

「女王赤阪」の異名をとり、「全国大食い選手権」(1994年)などで優勝5回を果たした赤阪尊子(63)。デビュー戦となった「第4回全国大食い選手権」決勝は、1キロのちゃんぽんを7杯食べ、4杯に終わった2位、3位の男性選手を引き離した。

「当時は、1日2升、お米を炊いてました。保険の外交員をしながら、食費節約のために昼食は帰宅して、雑炊にして食べていました」

 “食欲を増すため” と砂糖水を大量に飲んでいた姿が鮮烈だったためか、ネットでは糖尿病になったという情報もあるが……。

「まったくの健康体です。ただ、昔ほど、量は食べられないようになりました」

 本誌が用意した卵雑炊は、3杯で箸を置いた。
「美味しいので悔しい……。でも、もう満足」

 いまは特番への出演のほか、YouTubeにチャンネルを開設。現役フードファイターたちとの交流などをアップしている。

(週刊FLASH 2018年5月1日号)