お笑いタレントの渡辺直美(30)が24日、千葉市内でおこなわれた『「青森りんごでべっぴん倍増計画」コミュニケーションイベント』に登場、先日急逝された俳優の大杉漣さんとの思い出を振り返った。

 本イベントは、一般社団法人青森県りんご対策協議会が2014年より吉本興業とタイアップし展開してきた「青森りんごでべっぴん計画」プロジェクトの一環としておこなわれたもので、2015年からは渡辺をプロジェクト実行委員長として起用。「りんご姫」「リンゴアフロヘア―」と毎年りんごをあしらったコスチュームでプロジェクトをアピールしており、SNSでも広く話題になるなど注目を浴びている。

 今回は、3年間プロジェクト実行委員長を務め、青森りんごの認知拡大に貢献した渡辺の功績を称え、殿堂入りセレモニーが実施され、殿堂入り記念企画として、青森りんごが無料になる「青森りんご一生無料券」贈呈式等のイベントが開かれた。

 大杉さんとは、日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン』のコーナー「グルメチキンレース・ゴチになります!」で共演。昨年1月には同じタイミングでレギュラーメンバーとなっており、大杉さん最後の出演となった収録の様子を振り返り「いつも通り、元気でした。ゴチでは誰よりも若かったです」と語る。

 訃報については「本当に急なことでびっくりした。信じられない」と沈痛な表情を見せ、涙ぐみそうになり目を押さえる場面も。

 また訃報後、渡辺は自身のインスタに大杉さんとの2ショットを載せており「インスタで写真を載せたら、コメントで悲しんでいる方が本当に多くて。大杉さんのエピソードを書いてくれた人もいて、こんなに愛されたのは大杉さんくらいじゃないでしょうか。人柄でたくさんの人に感動と元気を与えた」と故人を偲んでいた。【取材・撮影=桂 伸也】