昇格組として臨みながら、ここまでの15試合ですでに勝ち点22を確保しているハノーファー。「これは決して容易なことではないさ」と満足感を示したアンドレ・ブライテンライター監督だが、しかしそれと同時にあくまで「残留を決定すること」が最優先事項であることも強調した。

それに向けて、年内にさらなる前進を遂げることができるのか?水曜日の相手ヘルタ・ベルリンはまさに格好の相手といえるかもしれない。ヘルタは最近8試合の対決のなかで、わずか1回しからハノーファーから勝利をえられておらず、さらにベルリンで行われた最近4試合に目をむけても、ヘルタはホームでわずか勝ち点1しかえられていないのだ。

ただその一方でハノーファーは、ここまで中盤を支え続けてきたピルミン・シュヴェグラーを出場停止にて欠くことが決定しており、その穴埋めに終われることになる。「いろいろとオプソンはあるし、システム自体でも考えられるだろう。また相手の出方次第という部分もある」と指揮官はコメント。

守備的な穴埋め策としては、ベルリン出身でブンデス1部で唯一ヘルタから得点をあげた古巣戦となる、マヌエル・シュミーデバッハ。また逆に攻撃的な形としては、アイヴァー・フォッスムの起用も考えられるだろう。バイエルン戦でみせたプレーについて、ブライテンライター監督は「パス成功率でもそうだが、とてもいいプレーをみせてくれていた」と賛辞を送った。