「私にとって、あれが上京して最初のレギュラー番組でした」

 こう語るのは、はるな愛。

「1998年、ニューハーフであることを隠して、レースクイーンやエキストラの仕事をしていたんです。そんなとき番組のオーディションがあって。『下ネタを話せる女性』が条件でした(笑)」

 こうして「勝負パンツセラピスト 春菜愛」の肩書で「My勝負パンツ」コーナーの担当に。グラビアアイドルの勝負パンツをマネキンに穿かせ品評し、最後は本人の映像とパンツを合成で重ね、妄想をかき立てるというものだった。

「その後『笑っていいとも!』でタモリさんと再共演したのですが、まったく気づいてらっしゃいませんでした。今もあの勝負パンツセラピストが私だとは、ご存じないと思います」
(週刊FLASH 2017年10月17・24日合併号)