市川海老蔵に、そもそも結婚しないという選択肢はあるのか?

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 6月に妻の故・小林麻央さんを乳がんで失った市川海老蔵に、恋人がいるとの疑惑が持ち上がっている。10月31日発売の「女性自身」では、海老蔵が飲んでいる現場に居合わせた目撃者の証言を掲載。麻央さんの実姉でフリーアナの小林麻耶との再婚を勧める後援者に対して、海老蔵が「付き合っている人がいます」と明かしていたというのである。

 当の海老蔵はこの記事に即座に反応。自らのブログに「私に彼女がいるらしい事を週刊誌を通して知りました」と皮肉交じりで綴り、「そんな気持ちになれないよ」と恋人の存在を明確に否定した。この一連の経緯について芸能ライターがささやく。

「そもそも海老蔵の交際報道がこれほど盛り上がるのは、歌舞伎俳優には日々の活動を支える“梨園の妻”が必要だというコンセンサスがあるから。とくに海老蔵は東京五輪の『文化・教育委員会』にも所属しており、東京五輪では大きな役目を果たすことが期待されています。そのため準備期間も含めると1〜2年のうちに再婚し、梨園の妻を従えてほしいというのです」

 そんな世間の風潮に対して、「梨園の妻は決して必須の存在ではない」との見方もある。週刊誌の記者が指摘する。

「10月9日の舞台で左腕を骨折して話題になった市川猿之助は、海老蔵より2歳年上ながら未だに独身。自らは『結婚せずに芸の道に身を捧げる』と語ったこともあり、12年の猿之助襲名では弟子や関係者がサポートしたそうです。また故・坂東三津五郎は元フジテレビ局アナの近藤サトと2000年に離婚し、独身の状態で01年の襲名披露を行なっています。このように妻がいない状態で、襲名披露という一大イベントをこなすことはできるのです」

 もしかしたら海老蔵自身もそんな前例を胸に、再婚の勧めに対しては背中を向けているのかもしれない。

(白根麻子)