ロシア・シベリアのバイカル湖近辺にある研究所のプールで泳ぐ雌のバイカルアザラシ(2000年12月21日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ロシアのバイカル湖(Lake Baikal)で130頭前後のバイカルアザラシの死骸が打ち上げられているのが分かった。当局が先月31日に発表した。当局は現在、原因について調査を進めている。

 天然資源環境省の報道官はAFPに対して、ここ数日間で約130頭のバイカルアザラシの死骸が見つかったことを明らかにし、水質汚染が原因なのかどうかを調べるため水のサンプルを採取したと述べた。ただし、調査結果はまだ出ていない。同報道官によれば、研究者らは生きているバイカルアザラシの組織を一部切り取って行う検査も実施しているという。

 バイカルアザラシは絶滅が危惧されているわけではなく、同報道官は、生息数が近年約13万頭まで増加していると指摘。さらに大量死の原因として、水質汚染はまず考えられないとも述べている。

 世界で最も小型のアザラシとして知られるバイカルアザラシがシベリア(Siberia)地方にある世界で最も深い湖、バイカル湖にどのようにして、またいつ頃から生息するようになったかは今も謎に包まれている。
【翻訳編集】AFPBB News