ハリルホジッチ監督親族の末期がん報道 明かしていない家族の事情まで表沙汰にするマスコミに批判殺到
W杯アジア最終予選において8月31日のオーストラリア戦に勝利し、6大会連続のW杯出場を決めたサッカー日本代表。その日本代表を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督の親族が末期がんであると伝えた日刊スポーツの報道に、監督への配慮や敬意がないと批判の声が多数あがっている。
日刊スポーツによると、試合後の記者会見でハリルホジッチ監督は、「実はプライベートで大きな問題がある。この試合の前に帰ろうかなと思ったくらい。サッカーとは関係ないこと」と語り、会見を一方的に切り上げ、日本サッカー協会にも「家族の問題」とだけ話したという。記事では、この「家族の問題」というのが、ハリルホジッチ監督の「親族が末期がんで闘病中」であることだと関係者の話として伝えた。そして、「もしかしたら、ここに残るかもしれないし、残らないかもしれないし」と語ったことで、自身の今後が不透明であるとした。
この報道に対して、ニュースサイトのコメント欄やSNSには批判が殺到。本人が明かしていないプライベートにも関わらず、配慮がないといった意見が多く寄せられている。
「マスコミは何様だよ。ハリルホジッチ監督自身が語らなかった事を記事にするとは、腐りきっとる」「こんなにも日本のために頑張る監督に対して、一片の敬意も感じられない酷い記事」「あえて記事にしないのが配慮というものではないか」「報道の自由と、報道の自己都合を明確に境界線を引いてほしい」「これがきっかけでハリルが辞任してしまったら、サッカー協会はマスコミに損害賠償を請求してほしい」「最低だな、うっかりリークした奴もクズだし(関係者って誰だよ)何もかもを報道という形で記事にするのが正義なのか?」「ハリルは語らない事を選択した、海老蔵は自分で語るから待って欲しいと言った。でも、マスコミは自分達の売上の為に当事者の選択を無視して勝手に報道します」
また、「W杯予選、初戦敗退から起こしてくれた奇跡。ハリルの親族にも、奇跡が起きますよう願ってやみません」「サウジアラビア戦は代行でも良いから家族の元へ行ってほしい」と監督を気遣う声も寄せられている。