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 主演ドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)の意外な好調ぶりに気を良くしたのか、木村拓哉(44)が同作品の打ち上げパーティーで、夜も深まった時間帯に木村拓哉がカラオケマイクを握り、自分よがりに独唱に興じ、悦に入っていたことを、発売中の『女性セブン』(小学館)が報じている。「夜空ノムコウ」に始まり、「SHAKE」「セロリ」「青いイナズマ」「世界に一つだけの花」とSMAPのヒット曲を次々と歌い上げ、出席者の喝さいを浴びたというのだが。

「夜も遅くになって一人でカラオケを延々熱唱されると周囲の人間は困りますよ。一部の出席者は『そんなに歌いたいならカラオケボックスに行けばいい。早く帰らせてよ』と鼻白んでいたそうです」(芸能誌記者)

 思えば、今年1月に同作品の番宣で『東京フレンドパーク』(TBS系)に出演した際も、エアホッケーでパートナーの松山ケンイチ(32)を放置してスタンドプレーに奔走。ムキになってゴールを決めると有名サッカー選手の決めポーズを真似するなど、独りよがりな振る舞いが反発を招いた。同作品の収録現場では、スタッフにジャンパーを差し入れたりと腰の低さを示す場面もあったが、結局は生まれついての独善性が再確認された3か月だった。

 何が木村をそこまではしゃぎたてさせるのか。

■キムハブ騒動が引き金に

 テレビ局社員はこう語る。

「木村にとって、昨年大晦日のSMAP最後の晩餐にギリギリまで呼ばれず、結果的にのけ者にされた事態は大きなダメージとなった。『キムハブ』とも揶揄され、嫌われ者であることをより世間に印象付けました。“復権”をアピールするため、オレ様然と振る舞えるパーティーの場が欲しかったのでしょう」

 カラオケ独唱で相も変わらず旺盛な注目願望の持ち主であることをみせつけた木村。しかし、SMAPという冠がなくなりかつての仲間からも見捨てられたいま、周囲から“裸の王様”とみなされるかどうかは、今後の心がけ次第だ。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)などに寄稿。現在は女性向け読み物の記者・編集者として活躍中。