女児殺害事件報道中に「ピンポ〜ン!」 フジ「グッディ」、効果音ミスで謝罪
2017年3月31日放送の情報番組「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)で、殺人事件に関する報道中に「コミカルな効果音」が大量に流れるハプニングがあり、番組司会の安藤優子さんが謝罪するという騒動があった。
場違いな効果音が流れたのは、千葉県我孫子市内の排水路わきでベトナム国籍の女児(9)の遺体が見つかった事件の特集中だった。
「ドッ」「ボヨヨ〜ン」「ビィ〜〜ン」
31日の「グッディ!」では、「追跡 遺留品にナゾ... 女児殺害犯人像は」と題した特集を放送した。問題のハプニングが起きたのは、特集が始まってから約2分後。女児の行方が分からなくなった3月24日の行動を振り返るVTRの放送中に、いきなり、
「ドッ」「ボヨヨ〜ン」「ビィ〜〜ン」「ピーン」「ピッ」「チン」「ピ」「ポッ」「ヒュ〜ン」「ポン」「ピンポ〜ン!」
という11個のコミカルな効果音が約20秒にわたって断続的に流れ出したのだ。
この効果音が流れた際、VTRの画面では、
「8時に自宅を出発し、1人で通学路に向かう
通学路は8時になると人通りが少なくなる」
と当日の女児の行動を分析するテロップが表示されていた。
殺人事件の報道中にいきなり場違いな効果音が流れるというハプニングに、視聴者からは、
「効果音ふざけ過ぎじゃない?何考えてんの?」
「どういう編集してたらうっかりあんなに効果音連発するんだ...悪意しか感じない。ニュースが全然頭に入ってこない」
「真面目なニュースなのにBGMというか効果音おかしいよ。小さい女の子が殺害された事件なのに」
「人が死んでるのにふざけてんのか」
といった反応がツイッターやネット掲示板に相次いだ。
こうしたハプニングが起きたVTRの終了後、番組の司会を務める安藤優子さんは、
「今ご覧いただいたVTRの中で、一部関係のない効果音が入ってしまいました。編集上のミスでした。大変申し訳ありませんでした」
と謝罪し、深く頭を下げた。