JALファーストクラスの機内食。飲み物はシャンパンや日本酒などが選べる。「上品な味付けで美味しかったです」

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ファーストクラスを格安で体験できる裏技を大公開。

◆国内線なら2万円ぽっきりでファーストクラスが味わえる

 ファーストクラスといえば、国際線個室のようにパーテーションで仕切られたフルフラットシートで長時間のフライトをゆっくりと過ごすもの。しかし、その部分に目をつぶってしまえば、国内線のファーストクラスに乗るという選択もある。

 わずか1時間あまりながら、JALでは「羽田⇔札幌」「羽田⇔伊丹」「福岡⇔羽田」「羽田⇔沖縄」の一部の便でファーストクラスを設けた機体を運用している。あまり知られていないが、これはANAにはないJALだけのサービスだ。

「私も羽田から伊丹までJAL国内線に乗ったことがあります。選ばれた乗客に許される特別なチェックインカウンターやラウンジが利用できるので、手軽にファーストクラスの気分を味わいたい人におすすめ」と話すのは、ブロガーのテラヤマアニ氏。短時間ではあるものの、ラウンジサービスに加え、上質な食事やアルコールなどもしっかりと提供される。

「日常がフライトみたいな富裕層が利用するイメージなので、緊張しました。専用のレーンで保安検査が済むと、キラキラと光り輝くエスカレーターがあり、上がれば羽田空港のダイヤモンド・プレミアラウンジがあります。受付もまた高級感が漂っていました」

 中に入れば、目の前に大きな松の盆栽が。その枝の先には広々とした空間があり、光沢感のある瀟洒なデスクと、ゆったりとしたシートが広がっている。

「ラウンジの居心地がよすぎて、飛行機に乗り込むのが、ファーストクラス乗客で最後に(笑)。機内の座席シートはソファのようにふわふわでした。リクライニングも最大42度傾くし、足元幅も普通席の3倍はあります」

 そして最大の楽しみは、やはり食事。まず、皿がチープなプラスチック製ではないことにテンションが上がったというテラヤマ氏。料理の味もそうだが、プレミアム焼酎の「森伊蔵」が出てきたことには特に感動したという。

「飲み終えたらCAさんがすぐ声をかけてくれたので、すかさずもう1杯いただきましたよ」

 国内最上級の空のサービスが片道2万円で受けられるのであれば、これを試さない手はないだろう。出張のついでや小旅行など、いろいろなシチュエーションに組み込みやすい、まさに初心者向けファーストクラスなのだ。

【テラヤマアニ氏】
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取材・文/岡野孝次 写真提供/テラヤマアニ マイレージランナー ばんばん S氏
― 超格安で「ファーストクラス」に乗る裏技 ―