三島食品「ゆかり」ふりかけ、ドリンク化したら→SNSで大人気、数日で1年分が完売目前に!
2016年7月3日、次のような写真付きのツイートが投稿され、大きな話題となっている。
初めて見た! pic.twitter.com/UUsZwB67zQ
- けこまま (@kekoma_ma) 2016年7月3日
写真は、片手で持った紫色の容器。「ゆかり」と書かれている。「三島の赤しそ飲料」「甘酸っぱい赤しそドリンク」という文字も見える。
「ゆかり」といえば......、そう、ふりかけだ。この「ゆかり」をご飯にかけたり、お茶漬けにして、食べていた人は多いはずだ。だが、「飲料」「ドリンク」とは、いったい何だろう?まさに、「初めて見た!」のではないか。
「まんまふりかけですよねー!!飲んでみたい!」
三島の赤しそ飲料「ゆかり」(三島の通販ウェブサイトより)
冒頭のツイートには、次のような声が寄せられていた。
@kekoma_ma @mimioen7 え?ええ!?ゆかりのドリンク!?
- じゅんじゅん (@moca_muu) 2016年7月3日
二度見した
- 鹿男 (@sikalemon) 2016年7月4日
@oekakineko61 まんまふりかけですよねー!!飲んでみたい!
- うに子 (@panimekko) 2016年7月3日
みんな興味津々の様子。リツイート回数も1万回を超え、大きな反響だ。
Jタウンネット編集部では、「ゆかりドリンク」を飲んでみたいと思い、近所のスーパーで探してみたが、見つからなかった。そこで、製造販売元である三島食品に電話で聞いてみることにした。三島食品は広島市中区に本社を置く食品メーカーである。
電話に出てくれたのは、広報担当の佐伯さんだ。「お問い合わせのゆかりのドリンクは今年6月1日にリニューアルした新商品ですが、ここ数日でネット通販での注文が殺到しまして、今年の販売予定分がほぼ完売してしまいました」。冒頭のツイートが拡散した結果ではないかと、今さらながらSNSの力を実感していると話してくれた。
広島県内では道の駅など一部の店で販売しているが、そちらもほぼ品切れに近いという。「可能性があるのは、日本郵便の『ふるさと小包』です」と佐伯さん。郵便局に行き、備え付けのカタログ販売申込書に記入して申し込む必要があるとのこと。ただし、こちらもいつまでもつかは不明だ。
三島の赤しそ飲料「ゆかり」チラシとカタログ販売申込書(写真は編集部撮影)
増産の予定を聞いてみたが、「原料となる赤しそは、無農薬で栽培されたものです。その赤しそから独自の製法で抽出したエキスを使用していますので、量は限られています。すぐに増産が可能かどうかは......?」と佐伯さん。近く社内会議での検討が予定されているそうだ。
ゆかりのドリンクの味は、甘味を抑えたさわやか風味。「夏にぴったりな甘酸っぱいドリンク」とのこと。価格は1ケース30本入りで3900円(税込)。飲んでみたい人は、郵便局で早めに申し込む方がいい。