プチプチっとした食感と、ピリリとした刺激がたまらない「明太子」。シンプルに白米に乗せて食べてもよし、料理のアクセントや酒の肴にもなる魚卵の代表格。

海外にはない日本独自の食材にも関わらず、和食から洋食まで楽しみ方は様々。あなたはどの食べ方がお好み?



かねふくの明太子をふんだんに使った「明太もつ鍋」
メーカーだからできる贅沢な「明太もつ鍋」が人気の『かねふく』

明太子の聖地福岡で、製造販売までを一貫して自社で行なう専門店『かねふく』。

福岡土産としても有名なブランドだが、そのかねふくの明太子を思う存分味わうことができる店が、東京筑地にある。



コリコリのイカにたっぷりの明太子が絡む「かねふくいか明太子」

高級明太子を使った料理は豊富なラインナップが揃っており、弾力のあるイカに明太子を贅沢に和えた「かねふくいか明太子」は酒のアテにぴったりだ。

もちろん、明太子をそのままつまんで食べられるのも、専門店ならではの贅沢である。



もちろん、かねふくの明太子をそのまま堪能することもできる

一番人気のメニューは、「明太もつ鍋」。かねふくの明太子をふんだんに使った明太もつ鍋は、夏でもリピーター続出の人気っぷり!

鍋から溢れんばかりに高く積み上げられたキャベツの中には新鮮な国産牛モツが隠れている。



今にもこぼれ落ちそうなくらいの明太子!

ご覧の通り、キャベツの上には豪快に乗せられた明太子がスタンバイ。これでこそ、メーカー直営だからこそできる贅沢な鍋!

じっくりと鍋に火を通してゆくと、段々とキャベツがしんなりしてきて、スープの中に野菜甘さが行き渡る。そこへ明太子を崩しながら混ぜると、きれいなピンク色のもつ鍋が完成!



ピンク色の明太もつ鍋の完成。〆にはリゾットがおススメ

明太子が残ったスープは、チーズと海苔をトッピングしてリゾットにするのが正解。極上の〆が楽しめる。

明太鍋の上級者には、辛さの中にも旨みがある「激辛明太もつ鍋」にもチャレンジしてみてほしい。暑い季節は汗だくになりながら、明太子を堪能してみてはいかがだろうか。




もんじゃストリートにひと際モダンで幅広い藍色ののれんが目立つ
通常の1.5倍! インパクト抜群のもんじゃを食べるなら『海鮮もんじゃ もへじ』

老舗店が連なるもんじゃストリートに、2015年3月にオープンした『海鮮もんじゃ もへじ』。

ひと際モダンで幅広い藍色ののれんが目立つこの店は、築地市場内に店を構える明治四年創業の老舗魚がし直営のもんじゃ焼き店。



カウンタースタイルの二人掛けのベンチシート

店内にはもんじゃ焼では珍しい、カウンタースタイルの二人掛けのベンチシートがあるからデート使いもOK。

目の前のカウンターで、もんじゃを作りながら会話も弾む特等席。



具材がゴロゴロ入った、海鮮好きにはたまらない一品「海鮮もへじスペシャル」

店の看板もんじゃは、タコ、イカ、エビ、アサリ、ホタテ、塩辛の6種類の海の味覚を味わえる 「海鮮もへじスペシャル」。

食材は全てその日の朝に仕入れた新鮮なもののみを使用し、敢えて大きめにカットすることでボリュームを出している。具材がゴロゴロ入った、海鮮好きにはたまらない一品である。



インパクト抜群の明太子を丸ごと1個豪快に乗せた「明太子もち」

明太子ラバーには、もちろん「明太子もち」をオススメする。流通している中でも特に大きい明太子を厳選しているというだけあって、ボリュームとインパクト抜群。

もんじゃのヘラより大きい明太子を丸ごと豪快に乗せた一品は、その迫力に圧倒されてしまう……!

具はイカ、桜えび、キャベツをたっぷりと乗せ、さらに餅と明太子が絶妙に絡むと女性にも人気のもんじゃの完成。



極上の出汁が明太子の旨みをさらに増してくれる

もんじゃの命とも言える出汁は、アゴ、鰹、サバ節、煮干し、昆布、あごおとしを贅沢に使用し、鉄板に注がれた瞬間に香りが立つほど。

明太子は出汁に混ぜずに別で焼くことで絶妙な食感を残したまま、美しいピンク色の明太子もちもんじゃが出来上がる。月島でもなかなか他では食べられない、贅沢な明太子もんじゃ。必食間違いナシの逸品である。


明太子のアヒージョって食べてみたくない?



明太子がまるごと入った豪快なおつまみ 「明太子のアヒージョ」
ワインにピッタリ! 「明太子のアヒージョ」が人気の『和BISTRO gg』

中目黒の駅前にも関わらず、通りを1本奥に入ると人通りも少ない静かな場所。ふと目をやると、地下にある小さな入り口には女性が次々と吸い込まれるように入って行く店がある。気になるその店が、『和BISTRO gg(じじ)』。

カフェダイニング風のカジュアルでポップな店内には、オープンキッチンのカウンターやロフトを備える珍しい作り。地元客にも人気の小さなビストロで、和をテーマにした前菜や食事が揃う。

ここでぜひ食べて頂きたいのは、「明太子のアヒージョ」。ご覧の通り、熱々のオイルの中に明太子が丸々2個、そのまま浸かっているのだ……! 余熱で徐々に火が通る明太子は、様々な食感で楽しめる。スプーンで明太子を崩しながらバケットに乗せ、オイルをかければそれだけで最高のおつまみになる。



蕎麦が見えなくなるくらいに、カラスミがかかっている「カラスミ蕎麦」

明太子だけでなく、カラスミを蕎麦が見えなくなるくらいにかけた「カラスミ蕎麦」も人気である。どこまでも豪快で贅沢なメニュー。その旨さに、食べすぎ注意である……。

魚卵をビストロスタイルで堪能したい時には、ぜひ足を運びたい店である。




真っ赤な暖簾が目印の「やまや 新橋店」
明太子には白米でしょ!なアナタへ『博多もつ鍋 やまや』

明太子ランチと言えば、やっぱりここ、『博多もつ鍋 やまや』。創業40年以上を経て受け継がれてきた辛子明太子の味を、なんと食べ放題で堪能できてしまうのだ! 明太子メーカーだからこそできる魅力的なランチは、連日行列ができるほど。

東京都内には10店舗以上を展開しており、全ての店舗のランチで「明太子食べ放題」を実施している。大きな赤い暖簾が目印の新橋店も同様、昼の12時前後には店の外まで大行列だ。



テーブルの器には、辛子明太子とからし高菜がたんまり! これ全部食べ放題!

ランチは一律980円の定食から注文するスタイルで、どれを選んでもやまやの辛子明太子・からし高菜・ご飯の食べ放題がついてくる。

テーブルに着くと、目の前の器には、辛子明太子とからし高菜がたんまりとスタンバイしている。白米が待ち遠しい……。



この艶やかな明太子が食べ放題! 器の明太子がなくなったら、遠慮せずに“おかわり”をオーダーしよう。

ご飯の上に好きなだけ明太子を乗せて、贅沢な1杯を楽しんで欲しい。白米もおかわりOKなので、無限ループに陥ってしまうので要注意!



おかわり自由のご飯に贅沢に明太子を乗せて、頬張りたい!

この定食が980円とは、行列ができるのも納得。並んででも食べたい、コストパフォーマンス抜群のランチ。

おなか一杯明太子を堪能したい時には、足が向いてしまう店だ。