最新FIFAランク、日本は50位にランクアップ…アルゼンチンがトップ浮上

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 FIFA(国際サッカー連盟)は9日、最新のFIFAランキングを発表した。

 日本代表は6月に行われたキリンチャレンジカップ2015のイラク代表戦で4−0の勝利を収めたものの、FIFAワールドカップロシア大会のアジア2次予選・シンガポール代表戦で0−0の引き分けに終わった。この結果を受け、日本は前回の52位から2つ順位を上げて50位にランクアップした。なお、シンガポールは4つ順位を上げて150位となった。

 アジア勢では、イランが前回から3つ順位を上げて38位となりアジア最上位。日本は前回と変わらずアジア2番手で、韓国が順位を6つ上げて52位、オーストラリアは4つ上げて59位、そして2つ上げて69位となったUAEが続いている。

 上位トップ10では前回3位のアルゼンチンが2つ順位を上げてトップに立ち、2位にドイツ、3位にベルギーが続いた。さらに前回5位のブラジルと同6位のオランダの順位が入れ替わり、8位にルーマニア、9位にイングランド、10位にウェールズが浮上。スペインがトップ10から外れ、12位に順位を下げるなど大きく順位が入れ替わった。北中米カリブ海勢は34位のアメリカが最上位。アルジェリアは19位でアフリカ勢トップの座を守っている。

■トップ10
1位 アルゼンチン
2位 ドイツ
3位 ベルギー
4位 コロンビア
5位 オランダ
6位 ブラジル
7位 ポルトガル
8位 ルーマニア
9位 イングランド
10位 ウェールズ

■ブラジル・ワールドカップ後の日本の順位の推移
2014年8月 44位
2014年9月 48位
2014年10月 52位
2014年11月 53位
2014年12月 54位
2015年1月 54位
2015年2月 55位(ハビエル・アギーレ監督契約解除)
2015年3月 53位(ヴァイッド・ハリルホジッチ監督就任)
2015年4月 50位
2015年5月 50位
2015年6月 52位
2015年7月 50位

 日本代表の次戦は8月2日に行われるEAFF東アジアカップ2015の第1戦の北朝鮮代表戦となる。