日本の株式市場は目下絶好調だ。3月半ばには15年ぶりに日経平均終値1万9000円台を記録、円安が進んでいるため企業の業績も良化しているといわれる。このまま2020年の東京オリンピックまで好景気の機運が続くのかどうかは分からないが、20年間デフレで喘いできた日本にとっては明るい兆しといえるものだろう。その一方で、アメリカはどうだろうか。ニューヨーク在住のフィナンシャル・コンサルタントである若林栄四氏は、アメ