間もなく宝島社「このミステリーがすごい!」投票が開始される。年末ランキング戦争の時期である。今年もミステリー界は豊作だが、その中でもひときわ注目を集めている作品がある。若干25歳にて作家デビューを果たしたアメリカの新鋭ロジャー・ホッブズの『ゴーストマン時限紙幣』(文藝春秋)だ。すでに出版社サイトにインタビューも掲載されているが、今回はその完全版をお届けする。若き俊英の声を聞いてください。(聞き手: