厚生労働省が「ブラック企業」の疑いがある事業所の立ち入り調査を行った結果によると、約8割の事業所で法令違反があったことが分かった。調査対象の5111事業所のうち、何らかの労働基準関係法令違反が確認できた事業所は4189事業所(82.0%)だった。違反内容は、「違法な時間外労働」(2241事業所、43.8%)、「賃金不払残業」(1221事業所、23.9%)が多かった。「違法な時間外労働」については、「運輸交通業」「接客