10月8日のアルゼンチン戦は、二つの要因が日本を勝利へ導いたと思う。南アフリカW杯で16強入りの裏付けとなった日本のディフェンスと、アルゼンチンのコンディション不良である。アルゼンチンの攻撃が中央突破に偏り、日本の守備ブロックにみすみす飛び込んできたことも試合結果に影響を及ぼした。試合後のザッケローニ監督は「森本、本田、香川、岡崎が、犠牲心を持って守備陣を助けてくれた」と話したが、前線からのディフェン