ひとまずこれが、ワールドカップで勝つための戦略ということになるのだろう。6月11日に行われたカメルーン戦で、日本は1−0の勝利をつかんだ。本田を1トップとする4−1−4−1は、相手の良さを潰すことを主眼としていた。率直に言って面白みに欠ける。消極的と言われても、反論できる材料は少ない。公式記録によれば、日本のシュートはわずかに5本で(実際は4本ではないだろうか)、CKはなんとゼロである。直接ゴールを