4月7日に行なわれたセルビア戦で、日本のボール支配率が70パーセントを越えていたことはすでに述べた。ところが、シュート数はセルビアより2本多いだけで、スコアは0−3である。ボールポゼッションが有効な攻撃に結びついていなかったわけだが、では、日本はどのようなボールまわしをしていたのか。各選手が誰からパスを受け、誰にパス(クロス)を出したのかを、テレビ中継から調べてみた。テレビの中継ではシュートシーンの