2月2日に行なわれたベネズエラ戦は、攻撃面での物足りなさが指摘された。一方で、ディフェンスは、ほとんど触れられていない。試合後の岡田監督は「ロングボールへの対処、カウンターへの戻りも良かった」と話し、一定の評価を与えた。流れのなかで与えた決定機はひとつだけだった。10分のアリスティギエタのヘディングシュートである。実はこのシーンが、W杯での失点をイメージさせるものだった。相手GKのロングキック