【ベルリン時事】ドイツのショルツ首相は7日、自由民主党(FDP)の連立離脱で、社会民主党(SPD)と緑の党の2党による少数与党政権に移行したことに伴い、内閣を一部改造した。来年1月に連邦議会で自らの信任投票を行い、3月に前倒し総選挙に至る日程を描くが、野党は早期の退陣を求めている。ショルツ氏は解任したリントナー財務相(FDP党首)の後任に、首相府で経済顧問を務めるエコノミスト出身のヨルク・クキ