【クラーニ(スロベニア中部)=秋山洋成】欧州中央銀行(ECB)は17日、スロベニア中部のクラーニで定例理事会を開き、政策金利を0・25%引き下げると決めた。利下げは9月に続き2会合連続。景気の下振れ懸念が広がり、インフレ(物価上昇)が想定より鈍化することを防ぐためだ。民間銀行がECBにお金を預ける際に適用する「中銀預入金利」は、3・5%から3・25%に引き下げた。ECBは6月に4年9か月ぶりに