地震時の行動は建築年によって変わる布田川断層帯が動いた活断層型地震である熊本地震は、2016年4月14日にM6.5の地震(前震)が、4月16日にM7.3の地震(本震)が発生し、いずれの地震でも最大震度7が記録された。4月14日以降の3日間で震度6弱以上の強い揺れをもたらす地震が7回発生している。熊本地震における地震動の特徴としては、前震も本震も木造建築物が損壊を起こしやすい1サイクル1〜2秒周期の揺れが卓越し、阪神・淡路大