15日の債券市場で、先物中心限月12月限は反落した。国内連休中に米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が後退し、米金利に上昇(債券価格は低下)圧力が掛かった。ドル円相場が一時1ドル=150円に接近したことも、円安進行を背景に日銀が追加利上げに踏み切りやすくなるとの見方を広げ、債券に対し売り圧力を掛ける方向に作用した。 財務省はこの日、流動性供給入札(対象:残存期間5年超15.5年以下)を