「加害者(50代住職)に対して、大きな怒りを感じています」。10月11日午後、日蓮系の本門佛立宗の尼僧Aさん(40代)が涙ながらに性被害を訴えた。弁護士を伴った会見を取材したジャーナリストで僧侶の鵜飼秀徳さんは「この性加害事件の特徴は、女性弟子の信心が利用され、師僧という優越的地位にある者が行ったスピリチュアル・アビューズ(宗教を利用した虐待や搾取)だ」という――。■宗教界の「Me Too運動」天台宗に続き、日蓮系