劉徳音氏(左)と魏哲家氏は、創業者の張忠謀氏からTSMCの経営を引き継ぎ、先端技術開発と業績拡大の両面で成果を上げ続けてきた(写真は同社のアニュアルレポートより)半導体受託製造(ファウンドリー)の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の経営トップが6年ぶりに交代した。6月4日に開催された年次株主総会で、2018年から董事長(会長に相当)を務めてきた劉徳音(マーク・リュウ)氏が退任し、総裁(社長に相当)の魏哲家