ロースは焼肉でもよく食べられる部位だが、実は定義が曖昧だった(写真: hungryworks / PIXTA)焼肉店で注文する代表的な肉といえば、カルビとロース。カルビは、朝鮮半島由来の言葉。佐々木道雄『焼肉の誕生』によると、1930年代ごろに牛アバラ肉を「カルビ」とよぶ習慣が広まったそうです。一方のロースは、日本で生まれた和製英語。語源は英語のroastともいわれていますが、実際のところはよくわかっていません。その登場は古