「ALPS処理汚染水」海洋放出差止訴訟の原告と弁護団(9月8日、撮影・筆者)東京電力ホールディングスは8月24日、福島第一原子力発電所にたまっている「ALPS」(多核種除去設備)で処理した水の海洋放出に踏み切った。これに対し、海洋放出に反対する漁業者や一般市民約150人が9月8日、福島地方裁判所に海洋放出の差し止めや国による認可処分の取り消しを求めて提訴した。原告弁護団共同代表の海渡雄一弁護士に、訴訟の意義や見通し