紙おむつや生理用品等で競合するが、海外展開ではユニ・チャームに軍配が上がる(撮影:尾形文繁)転換期は2022年だった。ユニ・チャームの時価総額が3兆円を上回る一方、花王は3兆円を割り込むようになった。両社とも日本を代表する日用品メーカーとして、紙おむつや生理用品で競い合っている。しかし9月22日時点の時価総額を見ると、ユニ・チャームが3兆3537億円で、花王の2兆5200億円を大きく引き離す。10年前から時価総額を3倍