今年の夏の甲子園は多くのメディアで「投低打高」と評された。佐々木麟太郎(花巻東)ら野手に逸材が多かった半面、投手の好素材が目立たなかったからだ。だが、これまで持ち前の千里眼で数々の原石を発掘してきたレジェンド・山本昌(元中日)には、そんな常識は通用しない。色眼鏡抜きに10人の好投手を分析してもらったところ、意外な"隠し玉"が潜んでいた!初戦の愛工大名電戦で9回1失点、10奪三振の好投を見せた徳島商の森