想定内と想定外──。想定内は仙台育英。初戦の浦和学院戦こそ投手陣の不調で19対9の乱打戦となったものの、中5日空いた2回戦以降はほぼプランどおりに進んでいると言っていい。【仙台育英、盤石の継投策】2回戦の聖光学院戦は、背番号11の左腕・田中優飛が4回途中まで踏ん張り、あとを継いだ主戦の湯田統真は4回1/3を63球しか投げずにすんだ。さらに、終盤の猛攻で8対2と大差がついたため、背番号1の高橋煌稀はわず