10日の東京株式市場は売り買い交錯のなか方向感が定まりにくい地合いとなり、日経平均株価は前日終値近辺でのもみ合いが予想される。前日の欧州株市場では、独DAX指数がわずかにプラス圏を維持したほかは総じて軟調な値動きとなった。また、米国株市場でもハイテク株を中心に買い手控えムードが強く、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに冴えない値動きとなった。翌日に発表される4月の米消費者物価指数(CPI