トルコ国籍の少数民族クルド人の男性が、入管施設の収容中に職員から暴行されたなどとして起こした国賠訴訟で、東京地裁は4月20日、慰謝料など22万円の支払いを命じる判決を言い渡した。判決を受けて、都内で記者会見を開いた原告のデニズさん(44歳)は「これは拷問です」と強い言葉で入管を批判した。国賠で一部の行為が「違法」と認定されたことから、入管職員を刑事告訴する考えも明らかにした。●制圧における行為の一部が違