接客業でもある弁護士は、相談者・依頼者からのカスハラ被害も珍しくない職業だ。被害を未然に防ぐため、弁護士たちはどういう自衛策をとっているのだろうか。弁護士ドットコムが2023年3月に実施した会員弁護士100人アンケートでは、受任に当たっての見極めや「報連相」の徹底といった基本姿勢から、事務所に防犯グッズを置くといった、暴力に対する具体的な対策までさまざまな意見が寄せられた。●受任前後の見極めや説明が大切こ