※この記事は2013年11月15日にBLOGOSで公開されたものです安倍政権発足から間もなく1年。日経平均は1万5000円を久しぶりに超えたものの、今年前半の上昇の勢いを失っている。円安基調は一段落し、輸出企業の業績改善は一服したようだ。成長戦略の足踏み感もあり、経済政策への懸念が内外でじわりと高まってきている。こんな中、「アベノミクス」を一貫して批判し続けているエコノミスト浜矩子氏(同志社大教授)は、現状をどう見て