10月7日付の米ワシントン・ポスト(WP)紙で、同紙コラムニストのファリード・ザカリアが、貿易について大統領選挙時のバイデンは正しかったが、大統領になったバイデンは間違っていると述べている。ザカリアの論説は、米国の保護主義傾向を批判する論評である。ザカリアは、ピーターソン国際経済研究所(PIIE)のポーゼンのForeign Affairs誌論文(「ノスタルジアの代価:自己敗北の経済退却」、2021年5/6 月号)を多岐に引用