CBS MarketWatchによると、2日の米株式市場は、米労働省が同日朝に発表した5月の雇用統計で、平均時給が市場予想ほど増加しなかったことからインフレ懸念が後退して買いが先行したものの、非農業部門就業者数(軍人を除く、季節調整済み)が市場予想を大きく下回る前月比7万5000人増となり、昨年10月以来の少ない増加幅となったことから、景気後退懸念が優勢となって売られた。ダウ平均株価指数は、前日比12.41ドル安の1万1247.87