「北朝鮮の人権問題は、私が思っていたよりもはるかに深刻だった。2日間眠れないほど大きな衝撃を受けた。」韓国人の父と、在日韓国人3世の母を持つ清水ハン栄治監督が、北朝鮮の人権問題に初めて触れたのは10年以上前のことだという。普段から人権問題に関心を持っていた彼は、友人から受け取った北朝鮮の政治犯収容所に関連手記を読み、その実情を知らせる映画の制作を決心した。映画「TRUE NORTH」ができたきっかけだ。映画は、