オスマン帝国時代に帝都として栄えたトルコ最大の都市イスタンブールには、当時のスルタンや高官たちが建てた宮殿や邸宅が数多く残されています。旧市街のトプカプ宮殿、白亜の宮殿とも称されるドルマバフチェ宮殿、現在はホテルとして利用されているチュラーン宮殿、ボスポラス大橋の袂に建つベイレルベイ宮殿など、数え上げるときりがありません。そんな数ある宮殿の中でも、アール・ヌーヴォー様式の建築が一際美しい、チュブク