CASE(コネクテッド・自動運転・シェアリング・電動化)に代表される自動車産業の大変革は、材料や部品にも変化を促す。旭化成の代表例は、電動車向けに需要の増えるリチウムイオン電池用セパレーター(絶縁材)だ。同社は製造方式の異なる湿式系「ハイポア」と、米ポリポアが生産する乾式系製品を展開する。スペシャルティソリューション(SS)事業本部の福田明上席理事は「2021年までに年産15億5000万平方メ