夫婦別姓の婚姻届の受理を求め、事実婚夫婦4組が全国3カ所の家裁で申し立てていた審判のうち、東京家裁と同立川支部は3月28日、申し立てを却下した。この審判は、昨年5月、国賠訴訟である第二次夫婦別姓訴訟の提訴に先立って申し立てられていたもの。申立人らは、夫婦同姓を義務付ける現在の民法は、別姓を求めるカップルを信条によって差別しているとして、憲法14条違反であるなどと訴えていた。●「選択的別氏制度の可能性なども