大成建設は2018―20年度の中期経営計画に海外事業の持続的成長や、中長期の売上高目標2兆円を織り込んだ。3年の成長投資3000億円のうち技術開発に600億円を投じるなど、研究開発部門も重要な役割を担う。長島一郎執行役員技術センター長に、R&D(研究開発)の重点施策を聞いた。―技術センターの役割と基本方針は。「現場や設計で求められる技術を支援し、新技術開発で他社と差別化を図る。専門家集団とし