ドイツの経済と金融の中心であるフランクフルトから、南へ電車で15分ほど走ったところにある町ダルムシュタット。この町には19世紀末から20世紀にかけ、当時のヘッセン大公であったエルンスト・ルートヴィヒが欧州各地から芸術家を集めて作った村「マチルダの丘」があります。芸術家たちが建てたユーゲントシュティールの建築群は多くの建築・芸術ファンを惹きつけ、その優雅な建物を一目見ようと訪れる者が後を絶ちません。そんな