ドイツ中部の町、アイゼナハの山頂にそびえるヴァルトブルク城。ドイツの歴史上最も重要な城のひとつであるこの城は「ドイツ人の心のふるさと」と呼ばれ、1999年には世界遺産に登録されました。中世のロマンが凝縮されたこの城は、のちに聖人に列せられたエリザベート妃が過ごした場所として、さらにはワーグナーのオペラ「タンホイザー」の題材となった歌合戦が開かれたことで有名。しかし、現在のドイツの文化と精神に最も大きな