耳の痛い話だが、日本は「特にサービス産業のの生産性が低い」「イノベーションを起こすのが苦手」と言われている。日本生産性本部のデータによれば、2015年の日本の労働生産性の順位は世界20位。これはG7中最下位クラスであり、順位は過去6年間ほとんど変化がないという。一方で、生産性向上のツールは急速に発展している。昨今のテクノロジーの進歩は目を見張るものがあるが、企業全体でIT技術の導入に取り組むことが、生産