2016年2月17日に打ち上げられ、正常に軌道に投入されたものの後に姿勢の異常が発見され、やがて衛星の喪失が確認されたX線天文衛星「ひとみ(ASTRO-H)」。この事故について、プログラムを担当したNECがJAXAに5億円を支払うことで調停が成立したと、読売新聞など各種報道機関が報じています。ひとみは全長14m、重さ2.7トンとJAXAの科学衛星の中では最大規模で、X線を観測しブラックホールや超新星爆発など高エネルギーな天文活