お金のことを考えるのはめんどくさい。将来のプランを立てるのが苦手だし、勘案すべきなのかどうかの判断もつかない不確定要素が多いし……。小生はそういうダメ人間ではなるが、大江英樹『知らないと損する経済とおかねの超基本1年生』(東洋経済新報社/Kindle)を読んでみた。帯文〈わかりやすいにもホドがある!〉に挑発されたのだ。限られた資源でしあわせになるには?本書にも書いてあるとおり、経済学が「冷たい」感じを