13〜14世紀に生きたフィレンツェの大詩人ダンテの墓がテロリストに狙われている。ダンテの代表作である壮大な叙事詩『神曲』には、イスラム教の預言者ムハンマドが登場する。それも、イスラム過激派の逆鱗に触れそうな描き方だ。ISIS(自称イスラム国、別名ISIL)に共鳴するイタリア国内のテロリストがダンテの墓の破壊を計画しているとみて、イタリアの治安当局は警戒を強化している。イタリアの新聞ジョルナーレは、北東部